2019-01-01から1年間の記事一覧

正論の美

環境活動家グレタ・トゥンベリさん 温室効果ガスの排出の多い飛行機を避け、ヨットで大西洋を横断してマドリードに到着したのは先日のこと。 環境マフィアだとか、結局自分では何もできずに具体的目標数字も出さない、ただのパフォーマンスだ、炎上芸人だ、経…

「心理的安全性」

固定観念やバイアスに縛られる人間。僕だって縛られまくってる。がんじがらめだ。その呪縛から逃れるのにはとても苦労する。残念だが皆そんなものだ。 年配が「今の若いもんは…」とぼやく。でもあんたの方がよっぽどマナーを守ってない現実。自分だけが正し…

Dancing in the moonlighit

トマトがやっと赤くなった 頑張ってここまで育ったことに感謝 でも、僕に似てどうやらひねくれ者のようだ どれだけ今まで愚かだったか? 鏡の向こうに自分が踊っている姿が見える 今見れば滑稽だ そう、それは過去の僕だ いつもいつまでも寄り添って人生を歩…

AIの浸透とHP開設

火曜日の皇居・半蔵門辺り 都会も秋が深まってきた 昨日NECの開催するユーザフォーラム&iEXPOに参加しました。いくつかの講演も聴講しましたが、AI・アナリティック事業部の本橋氏のそれが出色だったので、少しコメントします。 私の記憶では、彼はもともと…

尊敬できるリーダー

人類史上最も変化の激しい時代。VUCAなどという。この言葉を初めて聞いたのはもう5,6年位前であろうか。軍事用語の一つである。死ぬか生きるかの時にどう判断するか。本質的なマネジメントの考え方かもしれない。 今まさに何が起こるかわからない時代。その…

諸行無常

朝の散歩道。秋晴れの日はとても少ない。日が差すだけで幸せになる。 少し前のNPの対談記事。ランサーズの曽根さんが、浄土宗光琳寺副住職の井上さんの話にインスパイアされ、「お坊さんの世界観からすれば、そこは諸行無常。万物は常に変化し、一瞬たりとも…

偉大なイノベーターたちの物語

10/18にHitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYOに参加してきました。NY大学のメリッサ・シリング教授の講演が非常に面白かった。題して「偉大なイノベーターたちの物語~画期的なイノベーションの起こし方~」題からして興味深い。 題のように彼女は数々…

価値観に忠実に

自分が誰に何を届けられるのか? 何を残せるのか? 働くとは何なのか? 価値とは何なのか? 働くって時間じゃないんだよな。なぜなら届けるべきものは価値だから。 価値は創造すべきもの。 学んで咀嚼してオリジナルを創り出して、相手を思って、相手を変え…

強みとエンゲージメント

■「強み」 自分の強み・得意なことを分かっていますか? ギャラップ社の調査によれば、「自分の強みにフォーカスして仕事をしている人は、そうでない人より6倍高い確率で仕事に満足」し、「自分たちの強みにフォーカスして仕事をしているチームは、そうでな…

フリーランスとmusic

最近はクライアントを訪問しないときは自宅で仕事をする時間が長い。個人事業主の多くはそうだろう。9時5時というようなサイクル感覚もほぼなくなり、土日に仕事をしたり、夜中にしたり。マイペースでできるのが大きなメリット。そんなデスクで調べたり、書…

神岡教授「デジタル変革とそのリーダー CDO」

秋らしくなりました。写真は近所のテニスコート。早朝は誰もいなかった。 旧知の一橋大学の神岡教授から最近上梓された「デジタル変革とそのリーダー CDO」を送っていただいた。さっそく読んでいる。 企業から見た価値創造は、単純化すると「連続的価値創造…

変わること

皆さんお元気ですか? 先日の台風は特に千葉に大きな爪痕を残しました。こんなひどい停電は聞いたことがない。まだ復旧していない地域も広い。もう少し。頑張ってください。幸い少し涼しくなりましたし、湿度も低い。やっと秋が少しずつ近づいた。気が付くと…

One for all, All for one. 

最近、自国第一主義が波風を立てている。もちろん、その急先鋒はトランプ大統領だが、彼一人がかき混ぜるという構図ではなくなってきた。先日のサミットでも、ジョンソン新首相という新しいやんちゃ坊主が登場し、欧州連合(EU)からの離脱で「合意なしでも…

ブランドと意志

■ブランドマーケティングの楽しさ ティファニーの業績がよくないらしい。最近読んだ記事によると、日本でもてはやされているあるファッションブランドが(名前は忘れた)本国では悲惨なことになっているらしい。理由は簡単で競争相手が増えたからとのこと。…

揺れ動く企業の業績

雨上がりのウォーキング 秋雨前線が天気予報のメイントピックになった今日この頃です。線状降水帯という言葉も最近よく聞きます。去年から本当に九州を中心とした西日本は本当に悲惨な災害に襲われ続けています。しばらくは予断を許さないようなのでどうかお…

夏も終わりを告げるのか

大濠公園はオアシスだった ■DX時代の人材像と育成方法 皆さんこんにちは。今一つの天気が続きます。その分涼しいのはラッキーですが気分が陰気になるのは何とかしたい。 さて、今日は昨日参加したある企業主催の講演会&ワークショップの話から。以前にある…

読むべきレポート

中村伊知哉教授がYAHOOニュースに寄稿したレポートにインスパイアされて少し書きたいと思う。彼は、総務省のあるドキュメント作成の編集委員になっているとのこと。そのレポートが非常に興味深いので是非読んでほしいと。それは、「令和元年版情報通信白書」…

ティータイムに思う

昨日夕方のTeatime、ある公的団体のビルにあるレストラン(先日まで勤めていた会社のそば)で待ち合わせまでの時間を潰していた。そこでびっくりする経験をした。ホール担当の男性が鮮やかな青いシリコンの手袋をしてサーブをしているのです。コーヒーも料理…

発芽待ち

■暗い日々 暗い空 手のひらに落ちる鉄色の雨粒 そう、まるで鉄の匂い 重く冷たい水 ベランダから突き出す腕が虚しい 35年ぶりくらいにかなり酷いぎっくり腰になった。先週水曜から身動きできない。それはちょっと言いすぎか。前かがみにもなれない。即ち、顔…

人材デザインのシフト

みんさんこんにちは 梅雨寒の日が続きます。お元気でしょうか。 ■人材デザインのシフト 昨日ある企業の依頼で社内勉強会に登壇しました。前職の時にずっと感じてきたことをお話しし、皆で議論しました。その企業は、人材育成や組織開発を本業にしているわけ…

卒業

6月末で41年勤めた会社を退社した。こういう時に「勤め上げた」なんて言うんだろうね。時間が人々の尊敬を集めるのかしら。日本人らしい。しかし、時間なんか関係あるまい。何を成し遂げたのかが価値なはずだ。 こんな送別会も 近年社内の人たちのコーチング…

小林さんのハラペーニョ

今回の記事は社内ブログ( 2019/02/03)を改変して転載しています。 ■軽井沢 数年前の夏、毎年行われているNECがスポンサーの“NEC軽井沢ゴルフトーナメント”のプロアマ大会で、私はある経済界の大物と一緒にラウンドした。組み合わせは事務局で決めるのだけ…

オッサンを考える

この記事は社内で公開(2018/11/19)したものの再掲です。 ■オッサンとは “オッサン”とはある特定の年齢の男性を指すのではありません。「劣化するオッサン社会の処方箋」を書いた経営コンサルタントの山口周さんは以下のように定義しています。とても腹落ち…

心にパーパス、外にもパーパス

以下の記事は私が社内ブログに2019.04.22にアップしたものを改変したものです。 今まで自分や自組織の“存在意義”、“存在価値”あるいは“ミッション” 即ち “WHY”を明確にすることが重要なことだと何回か書きました。なぜそうなってきたのか、更に新しい捉え方…

ニキ・ラウダと私たちの人生

早く起きた今朝。近所をウォーキングする。快晴の太陽が眩しい。今日も暑くなりそうだ。今日はテレワーク。これを書いてから仕事しよう。 実に気持ちがよい ニキ・ラウダが先日亡くなった。伝説のF1ドライバーである。70歳。思えば私の父も妻の父も70歳で亡く…