諸行無常

朝の散歩道。秋晴れの日はとても少ない。日が差すだけで幸せになる。

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少し前のNPの対談記事。ランサーズの曽根さんが、浄土宗光琳寺副住職の井上さんの話にインスパイアされ、「お坊さんの世界観からすれば、そこは諸行無常。万物は常に変化し、一瞬たりともそこにとどまらず、先のことはどうなるかわかりません。新たなプロジェクトに関わったとしても先のことばかりにとらわれることなく、目の前に集中することが大事です。」と。

よくわかる気がします。組織に属さないことによって、支えはオープンな自分しかない。私も、長く属していた組織環境によって染みついたバイアスも抜けてきた。オープン故、周りの変化にヴィヴィッドで、経験からすると未知の領域の要望が舞い込んだりもする。先のことは分からないけれど、そこは流れに身を任せる。外から真っ新な目で見る染まってない学びがきっと価値なんだと思う。その価値があるうちは流れに身を任せよう。

そろそろ違った景色を見たくなったら、また流れに逆らい泳ぎだせばいい。

 

新鮮さを失ったら仕事を変えるタイミングです。新しいプロジェクトに参画するのもいい、異動を申し出るのもいい、社内横断のタスクフォースに手を上げるのもいい、転職するのも。

自らのモチベーションは自分でコントロールしないとね。

 

自分の“強み”って何だろう。考えたことはあるだろうか? 一度真剣に考えることをお勧めする。そして、それをどうしたいのかを合わせて考え抜いてほしい。それを更に深堀したいのか、それともシフトして拡げていくのか? 何れにしても、意思を明確にね。キャリアプランは誰が決めてくれるわけでもなく、自分で決めなければなりません。もちろん、悩んだり迷ったりすることもあるでしょう。そんなときは遠慮なくアドバイスを求めることです。先輩でもいい、上司でもいい、キャリアアドバイザーがいれば更にいい。もしかすると見本になるかもしれないと思う候補がいれば、遠慮なくアドバイスを求めればいい。「インタビューさせてください」ってね。それを断る人はほぼいないよ。試してごらん。

「LIFE DESIGN スタンフォード式最高の人生設計」には、人生はデザインするものとある。「じっとベンチに座って『これからどうしようか』と考えるのではなく、ゲームに参加するしか」ないのだ。「一生の大半の年月を仕事(稼ぐためのものだけではない)に費やす。仕事は途方もない喜びややりがいの源にもなれば、果てしない退屈や時間の無駄にもなる。週末が来るまで苦しい仕事に何とか耐え抜こうとするーーそんな人生はごめんだ。」そのとおりだ。ともかく、考え行動することだ。「人生のデザインに手遅れなんてない」んだ。