抽象化の大切さ

すっかり秋が街に降りてきた感じです。そりゃそうですよね。もう10月ですから。芸術の秋、行楽の秋、食欲の秋・・・皆さんはどのように秋を味わいますか? さて、今日は抽象化の話です。皆さんとお話をしていると、働き方改革が進んだとはいえ、多くの会社員は…

価値観とオーナーシップとフォロワーシップ

「自分は何者か」というシンプルな問いと向き合ったことがありますか?この問いは、人生で最も重要な問いかもしれません。 私は皆さんに、自分と向き合う時間を作ることをお勧めします。自分とは何者かを問いかけることで、自分の価値観を言語化してほしいの…

勇気ある反対表明

「勇気ある反対表明」について書きたいと思います。 あなたは上司やトップが決めたことに反対できますか? 企業や事業部には“経営システム”があります。例えば、承認ルールや意思決定ルールなどもそうです。企業であれば、取締役会がその典型ですし、事業部…

人生は「ガチャ」で決まるのか

「World Giving Index」(イギリスの慈善団体の調査)によると、「寄付や人助けにどれくらい積極的か」というランキングで、日本は対象114ヵ国中最下位だった。 駒沢大学准教授の井上さんは「日本は『貧しい人を助けないでいい』という人が多い一方で、『お…

言葉の影響力

少々前の話です。私がCMOだった頃、「エモい」という言葉が巷で言われ始めました。恐らく、最初はマーケティングを進める上での価値観として「Emotional」という意味で使われ始めたのではないかと、私は思っています(事実は闇の中)。 確かに「Emotional」…

GRITと再考

今から25年くらい前のことです。スタッフの部長に異動し、ITサービス事業を担う事業部を対象とした「上級セールスマンコース」のコンテンツを作っていました。ポイントは「スキル」。スキルというと「業務ノウハウ」とか「テクニカルスキル」を思い出すでし…

直球と変化球 王道を行きたい

以前に勤めていた会社でのエピソード。「直球勝負」の昔話です。 昔ある大手シンクタンクと協業していました。その時が初めてのお付き合いです。彼らのパッケージソフトを担ぎ我々が営業していました。営業とプロジェクトマネジメントを我々が担い、開発をそ…

安定の不安定 考えたくない将来 でも向き合わなければならない

ロシアによる一方的なウクライナ侵攻の長期化は、欧米各国の協調に影響を与えかねない状況になってきた。専制政治の暴挙に対する民主主義の対抗という価値観は共有しているものの、足並みが徐々にばらついてきたように感じる。NATOやEUの求心力は鉄壁だろう…

仕事のお供 と 脅しとはったり

■コリーヌ・ベイリー・レイとエマ・ジェーンが作り出す幸せ 相変わらず、自宅での仕事は音楽を聴きながらリラックスして行ってます。最近のお気に入りを紹介しますね。良かったら聴いてみてください。もちろんサブスクで聴くのが手っ取り早いですが、会員で…

「部下のことはよく分かっている」という誤解

■データがバイアスを作り出す こんな話があります。どう思いますか? A 富裕層が率先してCO2排出量を減らすべきだという批判がある。それは正しい。事実、富裕層トップ10%の排出量を平均的なヨーロッパ人のレベルに減らすだけで、1/3程度の排出量を減らせる…

1on1がパワハラ? うそでしょ・・・

ロジック・ブレイン社の企業における1on1の実態調査によると、「1on1ミーティングの際、上司と本音で話すことができていますか?」に対して「はい」が57.8%。「1on1ミーティングの際、パワハラを感じたことがありますか?」に対して「とてもある」が12.8%、…

僕の吟味とソクラテス

この歳になって教養のなさを反省する毎日です。例えば、歴史や哲学。前にも書きましたが、出口さんの著作である「哲学と宗教全史」を読んで、砂漠が水を吸い込むように学ぶ楽しさを味わったり、ウォーキングしながらその手のポッドキャストのコンテンツを聴…

そうだ、選挙に行こう

民主主義はとても面倒だ。 しかし、僕たちは民主主義だからこそ、自由を謳歌している。ロシア、中国、北朝鮮をはじめとする専制国家の抑圧や排除、プロパガンダ、軍事的・経済的暴挙、人権無視などを受け入れることはとてもできない。 しかし、僕たちは民主…

ウェルビーイングをもう一度深堀ってみる

皆さん暑い夏、いかがお過ごしですか? 今日は少し整理をしてみたいと思います。 僕は今まで時々ウェルビーイングのことを書いてきました。とても大切な概念で、僕たちがどのように人生を送るかに大きな影響を与えると思っているからです。 少し前に行われた…

流れを変える~あなたの上司の自己保存

「上司の言うことは絶対ですか?」 僕は大昔、上位上司(上司の上司)から「上司の教育はお前の仕事だ」と言われました。「何言ってるの。ふざけないでほしい」と思いましたよ。逃げてばかりの上司を連れ戻すのは専ら私の仕事でしたが、その結果その上司のお…

会議のカルチャー問題は大きいが容易に変えられるはず

企業の管理者と話すと、必ずといっていいほどぼやきのように語られる話が 「会議が多い」です。僕は「あなたの意志の問題でしょ」と言いたい気持ちを押さえて「なぜでしょうか?」などとその原因に向き合うように質問を続けます。 その原因は何でしょうか。…

自立とウェルビーイング

最近クライアントと対話していてふと気づいた。長い社会人人生の中で、より良くあり続ける(即ちWell-Being)ためには、他者との関係を客観的に感じ取ること、そして、自分なりの考えをちゃんと持つことが必要不可欠なのだろうと。当たり前のようですが、そ…

「シティーポップ」で素敵な朝を迎える

日本国内で独自の進化を遂げた「シティーポップ」が今海外で見直されているらしい。 ギターの軽いカッティングなどとてもお洒落な空気を醸し出す。日本オリジナルと言われているが、実は北米で広まったAORの影響をたくさん受けていると思うし、僕も70年代後…

ビスマルクと歴史

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 という言葉を知っていますか? これはプロイセン王国、ドイツ帝国で鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルク(1815-1898)の言葉です。 意味はこんな感じです。自分が失敗を犯して初めて自らの知として蓄積さ…

世界の未来

ロシアが一方的に仕掛けたウクライナに対する戦争も、早くも3か月が過ぎた。残念ながら終わりは全く見えないままだ。 今に至るまでNATOをはじめとする西側諸国は直接的な介入は一切していない。武器を供与したり、衛星の情報を提供したり、最新兵器の使い方…

減量とポッドキャスト

最近ウォーキングの頻度と距離が減ってきた。その理由の一つは歩きながら聴くポッドキャストのお気に入りが無くなったこと。以前に書いた「COTEN RADIO」のエピソード250強をすべて聴いてしまったのだ(今でも週1くらいは更新されている)。歩きながら聴く楽…

「ちむどんどん」から考える

■ちむどんどん 朝ドラを観ていますか? コロナ前で私がまだ会社員だったころは、在宅ワークもなく、既に会社に到着している時間でしたので、全く観ることはなく、かつてやっていたドラマの題名も全く知りませんでした。それが、近年は完全に朝の習慣になって…

前提は「ローコンテクスト」

最近感じたことを少し書きます。社内でのコミュニケーションは、コロナ禍の在宅ワークの浸透というアゲインストの風の中、社員の孤立を避けるため、またはコラボレーションを進めるため、またはエンゲージメントを高めるために、多面的に機会を増やす努力を…

思考と成長

「エマニュエル・トッドの思考地図」を読んでいて少々インスパイアされた。最近、コーチングしていて、「考える」ことにいかに向き合うかが重要なテーマのように感じ、「思考」を考えてみたくなったのだ。 僕にとって「思考」とは、今目の前で起こっているこ…

ホワイトすぎるが上司は違う

桜もほぼ散ってしまい。少々街が寂しくなった。春は何となくウキウキする反面、実は僕はなぜか少しブルーになる。なぜだかは分からない。季節性のそういう症状もあると聞く。ま、受け流せる範囲で幸いだが・・・ さて、就業期間の短い若者たちを中心に日本の会…

支援型リーダーシップの春

リーダーシップは多様です。こうでなければならない、ということは全くありません。実際ビジネス書などを読んでも正解は一つではないことはよく分かります。 最近感じることを少し書きますね。それは、「コラボレーション・リーダーシップ」です。一種の「支…

学ぶこと

誰かが僕の人生を考えてくれるわけでもなく、自ら自主的に考え、決め、自律的に生きていくしかない。そもそも人間は考えるために生まれてきた。そもそも人生を誰かに委ねたいなどと考えたこともない。 社会があり、コミュニティーがあり、自分が存在する。自…

3/18はR・ケネディーの命日。彼の演説に思う。

僕たちの幸せは計測可能だろうか。幸せは日常に寄り添ってくれているのだろうか。ロシアはどこに向かいたいのだろうか。デフォルトにまっしぐら。失敗した計画経済に戻せば国民は幸せだとでも思っているのだろうか。悶々とする毎日。そんな時にこんな話を読…

任せるとはチャンスを与えること

「率いるリーダーシップ」が正しいリーダーシップだと明確に言い切る人は、実は少ないのではないか。しかし現実には、部下のエンパワーメントには向かないと分かってはいるが、「コマンド・アンド・コントロール(指揮管理型)」の行動をついとってしまう。…

テクノロジーと倫理

Googleで「地球温暖化」と検索すると、問題意識の高い人にはエビデンス情報やその対策情報が出てきて、懐疑的な人には陰謀論などの情報が先に出てくる。確かに、そうかもしれない。 即ち、個人個人に対して興味が持てる情報を優先して提供するわけだ。それは…