私達一人ひとりに「意味のある人生」があります。しかし、「あなたにとって意味のある人生とは?」と問いかけても、「考えたことがない」と答える方が多いと思います。本当はあるはずなのに、そう問われるととっさにそう答えるのです。私は、自分に向き合って考えることをお勧めしています。それは、頑張って「絞り出す」行為なのかもしれませんが、そう努力することによって何かが見えてくるものと期待しています。言い換えると「本来の自分」に気付くプロセスなのかもしれません。
誰しも、意味のない人生を送りたくはありません。「何のために生きているのか」「何のために働いているのか」など、「人生観」や「仕事観」は私達の価値観の中核と言っていいでしょう。
さて、皆さんは定期的に部下や上司と1on1を行っていると思います。以前にも書きましたが、その席での最重要テーマは「キャリアプラン」です。言い換えると、「意味のある人生を送るためにどのようなキャリアを歩みたいか」です。
そこに必要なのは「意志」ですね。それがないとするならば、あなたは「流された人生を送りたい」のか「人生は誰かの意思に従った道を進むこと」と思っているとも言えますね。もちろん、「そんなことはない」と仰るでしょう。でも、答えられない。そう、それを自分なりに言語化する努力をしていないということですね。是非考えてほしいと思います。
とはいえ、ほとんどの人は何らかの「キャリアプラン」を持っています。そこで1on1の意味を考えなければなりません。「デロイトが行った2016年の調査で判明したように、社員は自らのキャリア設計や人生の志、つまり自分自身にとって意味のあることをサポートしてくれる会社に忠誠心を抱く」(HBR2024.9)のです。上司は部下のやりたいこと、身につけたいスキルや磨きたい能力を理解し、そのチャンスを与えるとか、相談に乗るとかすることは大変重要なのです。それにより、別プロジェクトにアサインをしたり、異動を考えたり、担務を変えたり、研修機会を与えたり・・・を計画するのです。それによって、本人の能力が更に開花したり、モチベーションが上がったり、リテンション出来たりします。これは本人と会社のWin-Winを意味します。上司は自分の手元を離れることを嫌がり、その希望を無視したり遺留したりすることは、双方にとってマイナス以外の何物でもないのです。
人は「仕事に意味を求めている」はずです。それが明確になったとき、新しいエネルギーが沸々と湧いてくることは間違いないと思います。

その場しのぎで生きてきたコルトが、意味のある人生に目覚める。
映画は娯楽だ!シンプルにそう感じる作品です。お薦めです。