women and low T men なんだそれ!

誤解を恐れず書いてみたいと思います。

男性性、女性性の話を以前に書きました。主旨としては強すぎる男性性は今の組織にマイナスの影響を与えると考える、というものでした。

最近のアメリカ大統領選挙の流れを見ていると、あることに気付きました。その気づきを与えてくれたのがNP(NEWSPICKS)のNY支局長の話でした。イーロンマスク氏がトランプ支持に回ったことは知られていますが、最近彼がXに投稿をしました。これは、2021年に右派的なアカウントが投稿した内容のリポストなのですが、その内容の主旨は、「女性とテストステロン値が低い男性は‥‥」批判的思考や意思決定ができないというような見下すような内容なのです。

この際に使われた単語が「women and low T men」でした。T は“testsreron”即ち男性ホルモンの略です。この発想は、テストステロンが強い男性がリーダーに相応しい、強い男というリーダー像を礼賛(らいさん)することを意味していると感じますし、これは正にトランプの目指している姿そのものだと推測できますね。

LGBTQ支持者はなよなよしている的な発言をする人たちに通底する価値観だと感じます。

マスク氏のこのXは凄く批判されているようですが、彼の恐ろしさそのものもでもあるような気がします。もちろん、跳びぬけた能力や強引な意思決定が、彼のビジネスを成功に導いてきた事実は認めています。

更に、バンス副大統領候補も、相当下品で他者を見下した表現を好み、ゲス野郎で、キモイという表現が適切なほどひどい言動が多い。トランプ氏、バンス氏、マスク氏とも多くの日本人には全く理解できないだろう。

 

今の私の頭の中にある構図を言語化してみると、

共和党支持者 VS. 民主党支持者 

≒ 強さ VS. 優しさ 

≒ 男性性むき出し VS.  女性性を大切にする 

≒ 驕慢 VS. 包摂

となります。もちろん個人的な妄想ですが、このように感じてしまったのは私だけでしょうか。

 

これからどうなっちゃうんだろう。そんな候補が当選するアメリカであってほしくないと、心から思う。

もしかすると、バンス氏、マスク氏ともトランプ氏の足を引っ張るための密使だったりして‥‥冗談です。

カラフルなのがいいな。