卒業

6月末で41年勤めた会社を退社した。こういう時に「勤め上げた」なんて言うんだろうね。時間が人々の尊敬を集めるのかしら。日本人らしい。しかし、時間なんか関係あるまい。何を成し遂げたのかが価値なはずだ。

f:id:taka-seed:20190630141607j:plain

こんな送別会も

近年社内の人たちのコーチングをしていて、彼らの変革テーマの視座の低さに自ら気づいてもらいたいときに投げかける質問が「成し遂げたいことはなんなのか?」。多くの人ははたと悩む。視座の低さに気づくんでしょうね。

私の成し遂げたかったことは何なのだろうか? もちろん、その時の状況や危機感、ミッションやモチベーションによって変わる。自分に問いかける。「俺のやるべきことは何なのか?」「俺は最善を尽くしているのか?」なんて。自らの尻を叩くように視座を上げてきた。

ある時は部下たちに対して2時間も経営戦略を説明したり、1時間以上のビデオメッセージを出したり。何もそんなことをする必要もないし、そんなことをしている人に巡り合ったこともなかった。それが自分の責任の表現だった。どれだけ伝わったかは分からない。しかしそんな姿勢を続けた私の思いは多くの人に伝わっていたんだろう。退社するにあたって、多くの方から言葉をかけてもらったり、送別会をしていただいたり(それは7月になっても続くがw)。とても嬉しかったし、安心したりもした。

 

■始めた仕事を紹介しよう

まずは屋号を紹介しましょう。

Seed Master Consulting」。Seed即ち、種または種まきの意味だから、種まきの親方(プロ)てなイメージに読み取っていただければ嬉しい。ま、強引ですけどww 

今までブログで書いてきたように、変化の激しい時代を乗り切るためには自ら変革を続けるしかない。指示されたことを愚直にやり切るだけでは乗り切れない。今までの延長線上に未来はないのだ。有能な皆さんが変革に目覚めるためには、適切なコーチングとメンタリングが最も大切だと痛感してきた。ブログにも書きましたよね。

しかし、一般のコーチはいわゆる業界知識も経営経験もありません。あるのはコーチングスキルだけ。私はそれだけではクライアントが抱えている課題を解決出来ないケースが多いと思うのです。もちろん、気付きを得て自ら憑き物が落ちたように目が覚めるというケースもあるでしょうが、今の時代はスピードが勝負。さっさと課題解決にまっしぐらに進みたいというニーズが多い。そのためには“ひとにフォーカスするコーチン”だけでは物足らないと思う。“課題にフォーカスするコンサルティング”と相まって、クライアントが成長しながら短期間に課題が解決出来ると思うのです。新たな課題は毎日のように発生する。コーチングによって何らかの幸せを獲得するだけでは、ビジネスの世界では満足できないと思うのです。

即ち目指すのは「コーチングとコンサルティングの融合 (Coaching × Consulting)」です。いうのは簡単ですが、実際はチャレンジだ。

そして種まきといえば人材だけではない。イノベーティブな新規事業開発は数が勝負。種をいかに撒くか。そして上手く育てるかだ。社内でもまだ分かっている人が少ないのが現状だが、前にも書きました2階建ての経営やイノベーションフレームワークをいかに実践するかが重要な課題になる。BI(イノベーション組織)やマーケティングで経験したことが活かせるのではないかと思っているわけだ。

私のライフデザイン第2版はどのようにスタートできるか? これはやってみなければ分からない。ただ言えることは、クライアントの獲得から、コーチング、コンサルティングのレベルアップやアップデート、実行からマーケティング経理までひとりですべてをやることだけは間違いないということ。クライアントの要望にいかに応えるかはもちろん重要だが、あとはすべてマイペースで自分のやりたいことをやりたいように進めるのだ。それを楽しめなければ、やる意味はない。さっさと違う仕事を始めた方がよい。しかし、簡単には諦めません。そこに価値がある間は。