Giverの人生

アダム・グラントは言っている。「社会通念によれば、大成功を収めている人々はみな、モチベーション、スキル、チャンスの3つを持っているという(中略)。しかし、実は4つ目の要素がある。他者との接し方だ。できる限り[自分のために]価値を得ようとするか、それとも他者に価値を与えようとするか(後略)。どうやらこの選択が、成功を収められるかどうかに圧倒的に影響をもたらすようだ」

 

アダム・グラントの「GIVE&TAKE『与える人こそ成功する時代』」を読んで、僕は考えさせられた。(前にも書いたが、彼はペンシルバニア大学ウォートンスクール組織心理学の教授で、現在42歳。28歳の時に終身教授になるという天才学者だ。以前に彼の書いた「THINK AGAIN 『発想を変える、思い込みを手放す』」を読んで、かつての自分を顧みて反省するとともに、人生観を変えた。) 僕は今どう在りたいと思って生きているのか? 自分の潜在的意識と向き合い、問いかけたときにめぐり合ったのが「GIVE&TAKE」だったのだ。そうだ、僕は与える人「Giver」で在りたいと思っているんだと。振り返ってみると、そんな人生だったと思う。「伝えたいことがある」「成長してほしい」などと思って他者を思って行動してきたし、会社員の時も社内ブログ(約400通発信した)を書き続け若い人の役に立ちたいと思い続けていた。率先して多くの人のメンターを買って出た。ある期間には20人くらいのメンターをしていた。多くの人は僕のことを「珍しい人」だと感じていただろう。しかし、それが伝わった人もいて、見ず知らずのどこのだれか知らない人(少なくともグループ社員ではある)からメールをもらったり、突然席に訪ねてきたりして、何度となく頼みごとをされた。これには僕も驚いた。そして、僕は見ず知らずの人の頼みをことごとくできる限り解決するよう行動したのだ。決して嫌なことではなかった。できる限り何とかしてあげようと心からそう思った。自分ではできないことは、友人に対応をお願いしたりもした。(会ったこともない)幹部であった僕に遠慮なく頼みごとをする人の勇気には恐れ入るが、間違いないことは、相手は僕のことを「Giver」だと確信していたんだと思う。それを今となって悟った。それに、僕はそうありたいと思っていたんだと。それが僕の人生観なのだとも。

 

それが老いぼれになっても「森の様にマイナスイオンを出し、周りの人に1/fの揺らぎを感じてもらいたい」などと言わせているのだと思う。

こんなものを食らっているくらいだから、老いぼれてる場合じゃないか(笑)
まるでガテン系向け?。味はすき焼きライクで美味しいよ。

クライアントを訪問した帰りに初めて食べたの。どんなもんか興味津々でね。@溝口
今年も元気にいこう(^^♪