明るい未来のために

正義とは何なのだろうか。

多数派が正義とは言えない。

民主主義が正義だとも言えない。

共通の価値観に則れば正義なのか?

愛する人を目の前で殺され、正に自分も殺されようとする時、相手を殺そうと思うことは正義なのか?

法律を守れば正義なのか? 法律が正しいとは限らないのに?

正義だと思われる判断も、人の道に外れていると感じることもある。

多数派なんてとんでもなく怪しい。強い者に迎合し、嘘に惑わされ、真実とは何かを考えもしない。正しく判断するための情報もなければ、探す努力もしないし、そもそも疑問すら感じない。無根拠に他者を批判したりしする。なぜそんなことができるんだろう。人間は底なしに愚かだ。

都合のいい情報や歴史だけを、勝手なシナリオで並べ立て正当化する人に正義などない。見たくないものは見えないし、他者が見ているものを嘘だ、欺瞞だ、作り話だと否定をすればするほど、自分の考えが正当化され磨かれていく。小さな世界に閉じこもる。それに気付きもせずに。人間は底なしに愚かだ。

民主主義は多数派でもない。人の命も正義も身勝手な自分の存在価値の前では、どうでもよいことに矮小化されていく。人間共通の価値観はないのか。それが宗教ではなかったのか、愛ではなかったのか。ロシア正教は平気で「自国を守る」などという。あなたは他国を侵略しているのよ。それを言うならウクライナ正教のセリフでしょと思う。共通の正義も共有できない人間が棲む地球。終わりに向かっている。自分さえよければいい人間は棲むところを失っていくのではないのか。人間は底なしに愚かだ。

共存共栄のために利己心を捨てるのが愛なのではないだろうか。

人間の未来のために何ができるのだろうか。

朝早く起きてウォーキングに行く。途中朝マックでオンライン新聞を読みながら朝食。
歩くときはもっぱら歴史のポッドキャスト。それもささやかな幸せ。