自民党の驕慢ぶりに呆れかえる

その自民党の驕慢(きょうまん:驕りたかぶること。人を侮って勝手に振舞うさま)ぶりがひどくなっている。かと言って野党の実力不足は目を覆うばかりの状況が続き、野党に政権を委ねる気にはならない。自民党国民を舐めている統一教会にせよ金の問題にせよ、女性問題やパワハラについても、大人しくしていれば国民はすぐ忘れる。または、どうせ多くの国民は新聞は読まないし、ニュースも見ない。そもそもメディアのお粗末さは本質をついていない。なんて舐めきっている。「捜査中であり、差し控えさせていただきます」だって。結局は「悪い結果を招かないように余計なことは話さない」と「隠したい」気持ちの現れでしょ。検察に話すことと同じことを話すのであれば何も捜査に影響が出るわけじゃないし、それって、検察にもできる限り本当のことを話さないつもりだということを指しているとしか思えない。後で矛盾が出るとまずいんでしょ。正直に話す分には全く問題ないわけだからね。
国民は自民党がここまで驕慢だと、お仕置きをしないと変らないなと思い始めている。テレビで顔を見るたびに顔に驕慢ですと書いてある自民党議員の顔を観るのは辟易だ。それに、今回の安倍派議員の交代に関して、上川さんが官房長官の候補になっていると聞き呆れ返った。外交が非常に重要な局面で信頼関係を急ピッチで築くことに成功した彼女を、急場しのぎに使うなんてなんてビジョンがないのかと。幸いそうならなかったが、メディアもそういう価値観を示したものはなかった。情けない。実は、以前上川さんの勉強会にずっと参加していたので、彼女のことはよく存じ上げている。議員会館を訪ね、女性活躍の政策提言をしたこともある(自民党の女性活躍推進本部長だった頃)。法務大臣を5度だったかやり、そのほかも特命担当大臣副大臣を務めていたが、主要なポジションでなかったせいか国民にはあまり知られていない。とても有能で学習意欲の高い方だと思っている。これから自民党を支えてほしいと願っている。
 
実はずっと前から政治家を中心とする人たちが使うオーナーシップや矜持を感じない空虚な言い回しに、不快感を感じ続けてきた。多くの人たちも同様ではないだろうか。例えば、「しっかり」「先頭に立って」だって。そんなの当たり前じゃないか。それがリーダーでしょ。そんな言い回しは、リーダーシップのない人の背伸びでしかない。かえってマイナスだと思わないのかね。最低だ。そして今回の「火の玉になって」だ。どんどん情緒的な言い回しに退化し、ついに太平洋戦争の国営放送の言い回しになってきた。プロパガンダじゃないか、と感じちゃう。国民を舐めているよね。酷すぎる。そのような表現で国民を信じさせようとしているのだとしたら、あまりにも浅はかだ。そんなことでリーダーシップや決断力がある人だなどと誰も感じない。
 
日本の将来は大丈夫だろうか? 我々の代表は誰が最適なのか真剣に考えるときだ。でも、いないだよね。悲し過ぎる

椿か山茶花か。よく分からん。
与党と野党は一目瞭然。
花も政党も冬の様相。日本の冬も続くのかな(涙)。