悲観主義は気分だが、楽観主義は意志である

悲観主義は気分だが、楽観主義は意志である」という言葉を最近知った。すごく納得した。僕には、人生は意志によってどうにでもなると言っているように聞こえた。

この言葉は、フランスの哲学者アラン『幸福論』にあるが、元の文章は「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」と、続きがある。「意図的に生きろ」と言っていると解釈できますね。

年度末が近づきました。やるべきアジェンダは明確ですか? 4月には組織や仕事が変わる人も多いでしょう。そのチャンスをどう活かしますか? このタイミングこそ、意図的に行動をすることを意識しましょう。人生を考える時です。

 

「幸福論」に書かれている名言がサイトに紹介されていました。その中からいつくかインスパイアされた言葉を選んでみました。気に入った言葉がありましたら、どこかに書き留めておいてくださいね。

「知れば知るほど、学ぶことができるようになる」
「人間は、意欲し創造することによってのみ幸福だ」
「幸福だから笑うわけではない。笑うから幸福なのだ」
「幸福になろうとする努力は決して無駄にはならない」
「幸福になることはまた、他人に対する義務である」
「力いっぱい戦ったあとでなければ、負けたといってはいけません」
「名高い山頂まで電車で運ばれた人は、登山家と同じ太陽を見ることはできない」

どうですか?

 

幸福は意志で勝ち取るものだと感じますね。

さ、楽観的に生きましょう。

 

(注)アランは1868年生まれ。高校の哲学教師を勤めるかたわら、哲学コラムを寄稿し、83才で亡くなるまで執筆活動を行いました。幸福についてのコラムをまとめた
「幸福論」は1925年に発刊され、スイスのカール・ヒルディの著した「幸福論」、
イギリスのバートランド・ラッセルの著した「幸福論」と併せて「世界三大幸福論」
などと言われています。

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時々深みにはまる。しかし、多くの場合、分かっていたはずだ。
「自滅は避けられる」