人生100年時代は、みんなが就活生

私には自分を律する言葉がある。皆さんもきっとお持ちでしょう。僕は、自分を鼓舞するマジックワードなんて言ったりもする。コーチングしているとよくこんな話になったりする。人間は本質的に怠惰で、困難を前にすると楽な方に逃げる。それは誰しも同じ。しかし、どんなに厳しくても、嫌でも、面白くなくても、やらなければならない時はある。お茶を濁さず方向を修正しなければならない時はある。そんな時には、手鏡に映った自分に対して語り掛けるのだ。自分の琴線に触れる言葉で。

いくつか紹介したい。ちょっと恥ずかしいが・・・

・「そもそも・・・」例えば、「そもそも何のためにやっているんだっけ?」というように、原点に戻るべき時に、それを思い出すために自分に語り掛ける。

・「今、俺は最善を尽くしているのか?」手を抜いている自分、逃げている自分に気付くために語り掛ける。これが私にとっては一番グサッとくるかな。

・「永遠のルーキーでありたい」常に新しいことにチャレンジする姿勢を示す。シニアになり傲慢になり地位にしがみつくことを予防するために、語り掛ける。常にこうありたいといつも思う。

そんな私ですが、先日HUFFPOSTを読んでいたら、こんな表現がありすごく共感した。この言葉も自分を鼓舞する言葉リストに入れたい。

・「人生100年時代は、みんなが就活生

そうだよね。そんなつもりで生きなければいけませんね。「LIFE DESIGN スタンフォード式最高の人生設計」やリンダ・グラットンの「ライフシフト」を読んだ方は共感するでしょう。人生はプロセスであって、道に迷うことはよくあること。行き詰ったっていつでも新しいキャリアは築ける。アイデアはいくらでもあるんだ。学習、就業、引退という約20年、40年、20年の区分なんて過去のもの。今の若者はほぼ100歳まで生きる。その間何度も変われる。だから変われる能力を磨こう。という感じの時代にあっては、みんながずっと就活生なんだね。そんな気持ちで、人生を歩んでいこう。ね。

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桜が終われば新緑だ。これから梅雨入りまでが最高のシーズンですね。

コロナ禍でも楽しめることはある。