Be yourself !

長い梅雨が終わり(関東)、同時に夏休みに入った方も多いでしょうね。今年は学校が閉鎖されていたために、夏休みが10日未満しかない地区も多いと聞く。残念ながら、子供と過ごす典型的な夏休みシーンは、ないご家族も多いことでしょう。何か工夫して、思い出の残る夏休みにしてくださいね。

 

今回は、リードするとはどういうことなのか考えてみた。

世の中の変化のスピードは異常に速い。VUCAと言われる所以だ。そんな中で、何とも言えない「違和感」を感じることがあるでしょう。“なんか変だ” “このままじゃヤバいことになるかも”なんて。そうなると、事実を知りたい。情報が欲しい。そして、そこから何が見えるか考えたい。「洞察力」だ。その土台にあるのは、「好奇心」「Vividさ」だ。これが重要なのだが、これが磨かれていない人が多い。一種のセンスとも感じるが、努力によってある程度は磨くことができるでしょう。同時に、「スイッチをONにする」ことがもっと重要で、残念ながら同じことが目の前で何が起こっても「OFF」のままの人の目には何も映らないのだ。スイッチは自分しか押せないのに、押さない人が多いということ。

さて次に、「自分で考える」こと。ここで必要なのは「自分をリードする」こと。「志をマネージする」ことだ。「自分事として考える」と言ってもいいかもしれない。他人事という価値観にとらわれがちな人には何も見えないし、魂のエンジンがかからない。“自分がやらずに誰がやる”という「思い」がある人は、次に“よし”とばかりに「覚悟を決める」。それは「自分を信じている」証拠。「自己効力」が高く、“できそうな気がする” ”皆も賛同してくれるだろう”なんて「ポジティブシンキング」に包まれる。

当然行動は速い。「今さっさとやる」「やれることからやる」スピード感。自分を信じて走っている人の潔さは、「魅力的」だ。周りもついてくる。それが「巻き込む力」「センスメイキング力」だ。

変化の速い時代では、なにが正解なのか分かりはしない。その分析にやたら時間をかけること自体が間違っている。その間に状況はどんどん変わる。後手を踏むことになるからだ。“きっとこうなる”という洞察力が描くストーリーが、メイクセンスのエネルギーだ。

そういう行動が自然にできる人の中には何があるんだろうか。

まず「使命感」だろう。自分の「存在価値」とは何かを意識している。そして、その「使命感」に裏打ちされたVision「行動力」。特に「ハンズオン」の姿勢が「行動力」を後押しする。

そして「精神的な強さ」。恐らく自分では強いなんて思ってない。“行動しないで後悔するより、行動して失敗した方がまし”という「価値観」が強いんだろうね。

こんな「感じ」は世の優れたリーダーに共通しているんじゃないだろうかな。経験を積めば立派なリーダーになれるなんていうことは、全くない。経験は成長を後押しするだろうが、決定的要因ではない。

魅力的なリーダーとはどのような人か、考えてみてください。やたらたくさんの言葉を列挙すると、多面的にリーダー像が現れますよ。なかなか出てこなければ、真逆の人はどのような人かを列挙してみてください。そんなアプローチでも腹落ちする結果が出るものです。

“Be yourself ! 臆するな!自分らしくあれ!”

 

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盛大な花火見学はなくとも、縁側で線香花火を楽しむことはできる。

子供のころを思い出す。