コロナ禍の中

皆さんお元気でしょうか。コロナ禍(「ころなか」と」読むんでしょうねw)の渦中にあって、多くの人は在宅勤務になり、飲み会やゴルフコンペなどなどは延期になり、社外の学びの機会であるフォーラムなどの勉強会も、Web開催か中止。なんとも寂しいものです。

私の本職であるコーチングもほぼZOOMでの面談に替えました。全然違和感がないですね。相手の環境によっては声が途切れたりすることはありますが、我慢できる範囲です。先日15人程度のミーティングもZOOMで実施しましたが、これも全く違和感がありません。かえって皆正面を向いているので集中できる感じすらした次第。そんな環境にもどんどん慣れてきました。

ZOOMを使うにあたって感じたことをいくつか。まず、資料の共有機能を使ったり、事前に送ってもらった資料を見ながら議論をするなどするケースは、ノートPCの他にディスプレイをつないで2画面で作業できる環境の方が、はるかに使いやすい。私は起業するにあたって、姿勢をよくする意味も含めてノートPCの上に位置づけられる高さのディスプレイを購入済みでしたが、これからテレワークが増えることを前提にした働き方にシフトするなら、購入することをお勧めしますね。想定以上に安価ですし、長い目を見れば合理的な投資です。二つ目は、無料のZOOMでできることをよく調べた方がいいですね。ネットで調べても少々分かりにくい。無料版では40分で切れるとかいろいろ制限が書いてあります。何人までのミーティングしかできないとかもね。あれは、自分がホストになる場合と相手が有料版のユーザかなどにより条件が変わります。無料版でも1:1のミーティングなら時間制限はないはずです。

どなたか有料版の契約をしている方がホストになって、在宅ZOOM飲み会などを開催すれば、ストレス解消請合いですよ。それなら大人数でもいけますよ。

在宅あるあるを少々。外出、飲み会、レジャー激減で、財布の中身が全然減らないと感じている方も多いのではないでしょうか。かといって、ショッピングにも行けないし、ついついネットで要らないものまで買いまくってしまったという方も多いのでは?

私も、あれこれと食指が動いています。それを、冷静さで踏みとどまるのが“偉い!”と自分を褒めたりしていますw 元々衣類や靴などのファッション関係はネットで買わないようにしています。それは、後悔した経験が過去に何度かあったからです。一つは色は実物を見ないと分からないということ。一つはサイズです。私のサイズはMとLの間くらい。私はM.5(そんな言葉はありません)と言っていますw。伸縮性のあるセーターのようなものであれば多くの場合Mでいいのですが、そうでないと着てみなければ全く分かりません。もちろん、多くのサイトが許しているように、返品すればいいのですが、それが面倒だし、そんなことで限界にきている宅配業者に負担をかけたくないのです(綺麗ごとではなくて)。本は専らAMAZONですが、買おうという一方で「積読」を先に読まなければというモチベーションが、注文にブレーキをかけていますw もう少しの間、在庫を消化します。

もう一つは運動不足ですよね。皆さんもそうでしょう。ジムは休会になり、通勤もないとすると明らかに運動量は激減です。私は、天気の良い日には可能な限り、ウォーキングをしています。午前中ZOOMコーチングを終わらせ、午後から10数Kmウォーキングしたりね。ストレス解消にもなりますよ。これからは花が綺麗なシーズンです。心地いいですよ。もちろん人気(ひとけ)の多いところにはいきません。

また、お子さんが通う学校などが休校で親も在宅を余儀なくされている(会社がその制度を用意していないと休暇になりますね)方も多いと思います。パートなどに出ていた奥さんはパートを辞めざるを得ない方も多い様子。今まで、給食に頼ればよかったものの、今は3食フルに用意しなければなりません。作る時間的余裕がなければ、買ってくるかデリバリーに頼ることになります。また、家事代行に頼らざるを得ないご家族もいらっしゃるでしょう。そうなると、上記に書いたような財布の状況ではないですね。お金は出ていく一方、ストレスも溜まるし…(涙) ここは子供と真剣に向き合うチャンスととらえましょう、家族できずなを深めるチャンスととらえましょう。何事も前向きに(*^^)v

一方、買いだめパニックのせいもあり、小売りやコンビニの業績は良いようです。ちょっと皮肉に感じますが、この景気の中で元気な業種があることは嬉しいことです。その分反動はあるかもしれません。無用な買いだめはやめましょうね。

業界の状況は、今述べたようにス-パーなどの小売りなどは堅調ですし、食品では中食なども好調です。もちろんテレワークを支える「Zoom Video Communications」などは数か月で株価は倍以上に跳ね上がっている好調ぶりです。もちろん、日経平均を見てもひどい有様ですが、下がったタイミングで再び復調しそうな銘柄を買う人も多いのでしょうね。在宅でそんなマネーゲームをしてたりしてね。私は、そんな才覚がないし全く興味はありません。

サブスクブームとはいえ、業種によってはどん底でしょう。店舗に行かなければサービスを受けられないものであれば、解約しますよね。行けないんだから。

また、巣ごもりの時間つぶしに最適な、ゲーム業界や、Netflixを典型としたオンラインコンテンツストリーミング業界も伸びているようです。そうなりますよね。一方既存の放送業界はオリパラの延期もあり踏んだり蹴ったりです。一部の局ではコロナ対策で一部の番組の収録を休んでいます。更に関係者が感染したら収録や作成は止まります。ということは、オリパラの分も含めて、一様にコンテンツ不足なんです。恐らく昔の録画番組がやたら放送されますよ。もしくはお金がかかることを承知で、海外のコンテンツを使うかですね。問題は日本語訳などの手間と時間です。投資は最小限にしたいですから、コンテンツの使いまわしをするんでしょうね。今業界はてんてこ舞いのはずですね。これで視聴者から見放されたら、一気にオンラインの世界にシフトしてしまうかもしれません。生き残りをかけた合従連衡が起きそうな気がします。

さて、安倍政権はマスクを一家庭2枚配布するようですね。それにどれだけコストをかけるのでしょうか。それよりやらなければならないことはたくさんあるでしょうに。なぜこんな施策を実行するのでしょうか。そもそもマスクがちゃんと店舗に並べばよいのです。それを阻害する要因を排除する政策を実行すればよいだけです。箱売りは医療関係者など向けのみにし、10枚単位くらいの販売しか許さなければ家庭の在庫は減ります。何百枚もストックしていながら、朝並んでまでため込むような人がたくさんいるのです。もちろん、転売目的も。マスク配布は世紀の愚策だと思います。それで安倍首相の支持率が上がったりするのであれば、日本人の価値観も地に落ちたとげんなりします。

敗戦国である日本は、一人の宰相の暴走を許さないためにその権限が非常に小さいですね。コロナの対応を見ても、各国トップのスピード感や強権発動のマグニチュードは、日本ではありえないレベルです。こういう時に、日本人は強権発動を求めるのか、はたまた合意形成を求めるのか、これは我々の試練なのかもしれません。一種の試験です。さて、どう感じますか? 既に勝手な(都合のいい)解釈を押し付ける首相や自民党。既に暴走が始まっているように私は感じ、その傲慢さは許せませんが、一方でコロナの対応ではスピーディーな強い意思決定を望みます。これは両立できないトレードオフとも言えます。難しい課題ですが、国民が向き合わなければならない大きな課題です。

コロナウィルスとの闘いは続きます。ともかく、自分が感染源にならないようにできる限りの努力を続けるしかありません。

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今日のウォーキングにて。桜吹雪が始まった。今年の春は寂しいですね。